格安SIMは海外で使える?

2019年3月25日

格安航空会社の普及も相まって、いまやプライベートやビジネスで海外へ渡航することも珍しくなくなってきています。

そんなときに心配になるのが、海外で音声通話やデータ通信(インターネットなど)ができるのかどうか。

今回は、格安SIMは海外で使うことができるのかどうかについて解説していきます。

■格安SIMでも海外ローミングできる!

Docomo、au、SoftBankといった大手キャリアと契約していれば海外ローミング機能によって渡航先でも通話やインターネットが可能です。

スマートフォン内の簡単な設定を行うだけで使い始めることができ、1日あたり980円~2980円(au 世界データ定額・海外ダブル定額)といった低料金で使用できる時代となりました。

格安SIMの場合にも多くの場合、特別な契約手続きは不要で海外ローミングを使うことはできます。

ただし、キャリアと違ってデータ通信を行うことはできないのが一般的です。

海外で音声通話のほかデータ通信も行いたい場合には、別途海外でのデータ通信に対応した格安SIMプランを利用するか、現地でSIMやWi-Fiルーターを調達するという2種類の方法から選択することとなります。

■現地用SIM・Wi-Fiルーターを調達する場合

渡航先で使えるSIMカードを購入するか、現地の空港やショップでWi-Fiルーターをレンタルすることでデータ通信が使用できるようになります。

Amazonにて渡航先用のSIMカードを購入して日本国内にいる間から準備することもできますし、海外に行ってから直接ショップでプリペイドSIMカードを購入する方法もあります。

Wi-Fiルーターは、無線でのインターネットができる機器です。

主に現地の空港で受け取り・返却場所に指定して、業者からレンタルして利用することになります。

つまり、下記いずれかの方法をつかって、スマートフォンを使用することになります。

  • 海外SIMで音声通話+データ通信を使う
  • 音声通話は格安SIM、データ通信はレンタルWi-Fiルーターを使用して行う

これらの手段を取った場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • うまく手配できれば最もコストを削減できる

デメリット

  • 契約や各種設定をするのに語学力が必要になる場合がある
  • わけがわからずに契約すると、かえってコスト高やトラブルとなる可能性も
  • 現地SIMを利用する場合、音声通話で使う電話番号が変わる

ある程度、語学力のあるかたや友人知人に経験者がいる場合には選択肢に入ります。

ただ、まったくの初めてで頼れる人もいないという場合には万が一のトラブルが怖いです。

その場合には、日本の格安SIM会社の海外向けプランを検討するとよいでしょう。

■海外対応の格安SIMプランを利用する場合

たとえば、楽天モバイルやmineo、IIJmio(アイアイジェイミオ)など主要な格安SIM業者では海外で使えるトラベルSIMパッケージが販売されています。

音声通話とデータ通信ができ、パック料金やデータ使用量が決まっているため意図しない過剰請求などトラブルになることは少ないでしょう。

なにより日本の業者であるため万が一の際にも安心できます。

メリット

  • 分かりやすい料金体系
  • 日本語でサポートが受けられる
  • 電話番号は変わらない
  • Wi-Fiルーターが不要

デメリット

  • 初期費用がかかる(3000円+税 程度)
  • 割高な料金(たとえば500MBで4000円程度)
  • 渡航先によっては高額な利用料金が設定されていることもある

多少のコストはかかっても、少しの差でトラブルやリスクを未然に防止できるなら国内の格安SIM会社を利用するのも悪くありません。

■まとめ

格安SIMでは、キャリアと違って、海外にて音声通話は利用できますがデータ通信はできません。

別途、海外トラベル用のSIMパッケージを契約する必要があります。

語学力や知識、経験がおありなら現地向けSIMやWi-Fiルーターのレンタルを利用すればコスト削減が期待できます。

初心者の場合には、万が一のサポートも受けられる国内格安SIM各社の海外向けパッケージを利用したほうが無難でしょう。

ご自身の境遇にあった手段を選んで素敵な海外渡航生活を楽しみましょう。