格安SIM各社の特徴やメリット・デメリットの比較やおすすめ

2019年3月12日

各社格安simの料金や特徴など


かつては大手通信キャリア(Docomo、au、SoftBank)との契約が中心だった携帯電話サービス。
近年、格安SIM会社の登場によって大手3社以外からも、さまざまな種類のサービスが発表されるようになりました。
こうした格安SIM会社は、大手通信キャリアが所有する通信網を間借りしてサービスを提供しています。
大手3社と比較すれば実店舗の数も少なくコストを抑えた経営によって低価格でのサービスを実現しています。
毎月の携帯電話使用料を削減できるため、近年急激に人気が高まっており盛んにTVCMが放映されるようにもなりました。
今回は、そんな格安SIM会社4社について、その特徴や料金表、メリット・デメリットについて解説していきます。

■私は格安SIMにしても大丈夫?乗り換え前にチェックしておきたいメリット・デメリット

現在では20社以上もの格安SIM会社が乱立し価格競争やサービス競争の渦中にあります。
たくさんありすぎてどれを選べばよいか分からず躊躇している人も多いことでしょう。
各社の情報を紹介する前に、格安SIMに乗り換えた場合の全体的なメリット・デメリットについて解説しておきます。

【格安SIMに乗り換えた場合のメリット】

  • 月額料金を安くできる
  • 番号そのまま乗り換え制度(MNP制度)を使えば、今の電話番号のまま使える

【格安SIMに乗り換えた場合のデメリット】

  • キャリアメール(~docomo.ne.jpなど通信キャリアから提供されているメールアドレス)が使えなくなる
  • Docomoなど大手通信キャリアと比較すれば付近にサポート店舗がないことが多い
  • 故障時の代替機サービスなどがない場合が多い
  • 通信速度は低下しがち


格安SIM会社に携帯電話通信サービスを乗り換える最大のメリットは月額料金を安くできることでしょう。
番号ポータビリティ制度を使って乗り換えすれば、今お使いの電話番号のまま乗り換えることができるため新番号通知などの負担は無くて済みます。

一方で、大手通信キャリアとの契約を解除することでキャリアメールアドレスは使えなくなります。
docomo.ne.jpやsoftbank.ne.jp、ezweb.ne.jpなど各社が独自に提供していたキャリアメールは使用できなくなります。
キャリアメールアドレスをメインに使用していた場合には、Googleが提供するGMailやYahoo!が提供するYahoo!Mailなど無料のメールサービスに移行する必要があります。
当然、メールアドレスが変わるため付き合いのある人には新しいアドレスを通知しなくてはいけません。
メールの移行やアドレス通知などの手間がかかります。
そういった使い方相談ができるサポート店舗も大手キャリアに比べれば少ないです。
故障時などすぐに代替機を借りれることもある大手と比較すればサービスは劣ることが多いです。
通信速度は体感上ほとんど変わらないこともありますが一般には低下しがちです。
格安SIM会社の利用は総じて、ある程度スマートフォン操作は自分でなんとかできる人に向いているといえるでしょう。

■格安SIM会社の契約プラン

格安SIM会社に乗り換えるメリット・デメリットを把握して問題はなかったでしょうか?
問題がなければ具体的な乗り換え手続きを検討していきましょう。
一般的には、乗り換えたい格安SIM会社へ連絡して番号ポータビリティ制度の利用と合わせた契約移行手続きを取ることになります。
大まかな乗り換え手続きのながれは以下の通りです。

【現在契約している通信会社側への処理】
①現在契約している携帯電話会社へ解約の申し込みを電話で行う
②現在の番号をそのままに乗り換えたい場合には番号ポータビリティ制度の利用も一緒に伝える
③MNP予約番号をもらう

【今後乗り換えようとする格安SIM会社への処理】
④格安SIM会社のインターネットサイトから申し込み手続きを行う
→お使いの機種が対応機種かどうかの確認
→プラン選択
→SIMカードの形状(nanoSIM、microSIM、標準SIMなど)の選択
→MNP番号入力や各種個人情報の入力などとなります
⑤電話やインターネットに必要となるSIMカードが郵送で届く
⑥初期設定を行う
⑦利用開始

対応機種や対応SIM形状の確認、初期設定など、ある程度スマートフォンに関する知識や操作に慣れているとスムーズに手続きが進められます。

■乗り換え先の格安SIM会社選び
~目的別~

以下では、めざす目的別に格安SIM会社を紹介していきます。
一般的な契約形態である音声通話+データ通信プランのみを比較します。
データ通信量を選ぶ目安としては、インターネット検索やメールくらいしか利用しないのであれば1か月あたり1GBもあれば十分です。
一方、動画やゲームなども楽しみたい場合には4GB以上あったほうが安心できます。
上限に達すると速度制限によって著しく回線速度が遅くなります。
あとから上限値を変更することもできるので深く悩む心配はないでしょう。

最低限の連絡手段として持っているだけ!徹底して価格を抑えたいなら
nuroモバイル ゼロSIM

>>公式サイト



●特徴
電話機能とインターネット機能、SMS機能がすべて利用できて月額700円~という業界最安値クラスの料金プランが特徴です。

●料金
データ通信料金700円~2300円+通話料金10~20円/30秒
※専用アプリと連動した通話では10円/30秒となります。

●メリット~こんな人に向いている~

  • 最低限の連絡用に持っているだけの人
  • 具体的にはインターネットはWeb検索のみ、動画閲覧やゲームは全くしない、電話やメールも利用頻度は低いという超ライトユーザー


●デメリット~こんな人には向いていない~

  • 通話の利用時間が長い人
  • 動画閲覧やゲームを楽しみたい人
  • 頻繁にインターネット検索を利用する人
  • 高速なインターネット回線を希望する人
  • 頻繁に契約を変更する人(音声プランでは12か月以内に解約すると違約金5,000円程度が請求されてしまいます)
  • au、Softbank端末の場合にはSIMロック解除が必要
  • 法人として契約したい人

●総評

こちらは本当に最低限の連絡手段として持っているだけという携帯電話の利用頻度が低いユーザー向けのプランです。
上記のようなユーザーであれば大手キャリアで月額5000円程度かかっていた料金が1000円台に収まる(月によってはそれ以下になる)可能性があります。


公式サイト→nuro mobile


LINEやSNSをよく使う人向け コストパフォーマンスに優れる
LINEモバイル

>>公式サイト


●特徴
今や5000万ユーザー以上が登録しているとされるLINE。
そんなLINEとソフトバンクの合弁子会社によって運営がなされています。
LINEや各種SNSサービス利用時のデータ通信量が加算されない独自の仕組みを持っており、SNSのヘビーユーザーに向いています。
料金プランもリーズナブルな部類に入る優良格安SIM会社となっています。

●料金
データ通信料金1200円~3520円+通話料金20円/30秒

●メリット~こんな人に向いている~

  • LINEをよく使う人
  • SNSサービスをよく使う人
  • LINE Musicをよく使う人
  • LINE Payを使う人


●デメリット~こんな人には向いていない~

  • 特になし

●総評

かつてはDocomo回線とソフトバンク回線のみの提供でしたが、2019年上半期を目標にau回線への対応も準備が進められています。
詳細な情報は2019年4月ごろをめどに発表がなされる予定となっています。
これによって主要キャリア3社へ対応することとなり、主だったデメリットが無くなりつつあります。
電子決済サービス「LINE Pay」を使う人などLINEを多用する人にとってはポイントも貯まりやすくお得に利用ができます。
検討しておいて損はない業者のひとつとなっています。


公式サイト→LINEモバイル

楽天会員で良くサービスを利用するなら
楽天モバイル

>>公式サイト


●特徴
楽天モバイルでは、楽天市場などで付く楽天スーパーポイントの付与率が上がったりクレジットカードのポイントプレゼントなど楽天利用者にお得なサービスを展開しています。
2018年9月時点における格安スマホ契約数No.1を標榜しており非常に人気の高い業者の1つです。

●料金
データ通信料金1250円~6980円+通話料通話料金10~20円/30秒
※専用アプリと連動した通話では10円/30秒となります。

●メリット~こんな人に向いている~

  • 楽天市場や楽天カードなど楽天系サービスを日常的に利用する機会がある人
  • 通信制限になっても他社より高速(1Mbps)の回線を使いたい(スーパーホーダイプラン)
  • バスケットボール(NBA)や野球(パ・リーグ)観戦が好きな人
  • 端末修理やデータ復旧など充実したサポートオプションを付けたい人


●デメリット~こんな人には向いていない~

Softbankからの乗り換えでiPhoneでない人

●総評

楽天会員やダイヤモンド会員であれば月額使用料が割引となる期間が設定されているなど楽天利用者にメリットの大きい業者です。
スーパーホーダイプランの通信制限時の速度が他社より早い点やデータ残高が翌月に繰り越せる点などもメリットでしょう。
充実したオプションを用意しており、セキュリティやデータ復旧、端末故障にも備えられる安心のパッケージが充実しています。
近年はスポーツにも力を入れている楽天。
これらを視聴するファンにも有益な選択肢となっています。


公式サイト→楽天モバイル


Yahoo!サービスを頻繁に利用する人なら
Y!モバイル

>>公式サイト


●特徴
インターネットサービスで有名なYahoo!との親和性が高いのがY!モバイルです。
Yahoo!プレミアム会員料(月額500円程度)が無料になったり、Yahoo!ショッピングでのポイント付与が有利になったりと総じてYahoo!サービス利用者にはメリットがあるサービスとなっています。
正確にはY!モバイルは独自回線を持つことからMVNOには該当しません。
しかし一般的な認識としては格安SIM業者として見られていることが多いです。

●料金
データ通信料金1480円~5980円+10分まで国内通話無料+10分超過ごとに20円/30秒

●メリット~こんな人に向いている~

  • Yahoo!プレミアム会員の人でYahoo!関連サービスを日常的に利用している
  • 自宅のインターネットや電気サービスも一緒に利用予定の人
  • 60歳以上の高齢者
  • 家族みんなでY!モバイルを使おうとしている人
  • 10分までの国内通話無料サービスに魅力を感じる人(長電話しやすい人)


●デメリット~こんな人には向いていない~

  • 通話はLINEなどでしかしない人

●総評

ソフトバンク回線を主に利用した格安通信会社であるY!モバイル。
主な優位性は、ネット回線や電気サービス、家族全員などセットで契約したときなどの割引サービスと国内通話定額プランが便利なことにあります。
60歳以上のユーザーであればだれとでも定額プランが無料となるなど高齢者にも大きなメリットがあります。
Yahoo!サービスを頻繁に利用する人は高い恩恵が受けられます。
反面、LINEなど無料通話アプリでしか通話をしない人、Yahoo!サービスをまったく使用していない人などにはLINEモバイルやUQモバイルといった他にも魅力的な会社がたくさんあります。

公式サイト→Y!mobile

■まとめ


今回は、業界最安値クラスであるゼロSIMと人気の高い3大格安SIM会社についてご紹介してきました。
このほかにも、ご家庭へ引いているインターネット回線業者が提供する格安SIM会社が存在します。
たとえば、BIGLOBEやDTI、NifMoやOCNモバイルOne、Exciteモバイルなどですね。
これらのユーザーでは、家庭でのインターネット回線とセットにした割引サービスが用意されていることがあります。
ご自宅で固定回線を引いている場合には格安SIM会社選びの第一歩として関連サービスがないかチェックしてみると良いでしょう。
皆さまが自身の状況にあった最適なプラン選びができるよう少しでも参考となれば幸いです。